シルバーウルフ -Is this love?-

殺しのストライキ中の俺。いや……、裕太から殺しの命令が無いという方が正しい俺。




これといってすることもなく、ブラブラと手持ちぶさたで過ごすしかなかった。


殺しのゾクゾクするカンジを失った。



だが、俺の心の中、無限大に広がる暗い宇宙。メイと2つで立っている安心感を得た気がした。






毎晩、狭いシングルベッドの中で、メイの柔らかい唇に唇を重ねた。



身体の細さに反比例して、大きな手の平から伝わるメイの温もり。



規則正しい、春風のような小さなメイの寝息。





毎晩、メイに包まれること。




それらは、現実逃避ではなく、血なまぐさい日常から、対極の位置へ俺を運んでくれた。