シルバーウルフ -Is this love?-

医院の処置台は新調された。



医院には毎日……、どこからともなく、女たちがやってきていた。



新しい命を粗末にしているのか?女自身の身体を粗末にしているのか?それも、俺には分からなかった。







メイは自分の役割をこなしていた。即席看護師は、板についてきていた。



医院に来たチャイニーズ嬢2人を、涙まじりの中国語で説得して帰したこともあった。



裕太はそんなメイの行動を誉(ほ)めていた。俺は辻褄(つじつま)が合わないと思ったが、口にはしなかった。



メイが説得したのは、新しい命を想ってなのか?赤の他人の身体を想ってなのか?それも、俺には分からなかった。