シルバーウルフ -Is this love?-

「メイ、ここで待ってろ。」

俺は運転席の扉を開けながら言った。



「コロシ、ダメヨ?」

言葉を取り戻し始めたにしては生意気な返事。メイは右手で俺の左腕を力強く握り締めてきた。



……昨日の夜。俺はメイに生き続けて欲しいなんて思った。



「殺し、ダメか……。」

俺はため息交じりで言った。



チャイニーズホステス3匹の命。いや、俺が殺してきた人間達の命。メイの命。メイの男と女の子の命。



確かにどれも軽いや重いはないのだろう。



……なんて“らしくないぜ”




俺は骨の髄まで殺し屋だ。