「なら、次は僕だよね?」
陽ちゃんが座るのを見ると、
つまらなそうな顔をしながら
頬杖をついていた陽司があくびした
「まあ、知ってると思うけど。陽太の双子の片割れ、陽司だよよろしくね」
そう言ってニコッと笑った
「…聞いた聞いた?奥さん」
「ええ、聞きましたわよ奥さ〜ん」
優瑛君と陽ちゃんがまた何かやってるよ…
「なーんか、良い子ちゃんぶってるみたいじゃない?」
「あー、ホントですわねぇ」
「優瑛、陽太?
グリコとアッパーと、踏み潰しとぜんぶならどれがいい?」
「「すいません」」
す、素直だな‥!
「ほら、次」
陽司は横でうつ伏せてる蓮真君をゆすった


