どこかのカフェであいましょう


「なら、次は僕だよね?」

陽ちゃんが座るのを見ると、
つまらなそうな顔をしながら
頬杖をついていた陽司があくびした

「まあ、知ってると思うけど。陽太の双子の片割れ、陽司だよよろしくね」

そう言ってニコッと笑った

「…聞いた聞いた?奥さん」

「ええ、聞きましたわよ奥さ〜ん」

優瑛君と陽ちゃんがまた何かやってるよ…

「なーんか、良い子ちゃんぶってるみたいじゃない?」

「あー、ホントですわねぇ」

「優瑛、陽太?
グリコとアッパーと、踏み潰しとぜんぶならどれがいい?」

「「すいません」」


す、素直だな‥!


「ほら、次」

陽司は横でうつ伏せてる蓮真君をゆすった