「それは凄いね!」

「そんな事ないよ。」

平然と言ってのける。

「どこで憶えたの?」

「独学。」

「へぇー、器用なんだね!」

「デコ電、見せてあげれば?」

シュンが、ナツミに促す。

「それって何?」

「あれっ?知らないんだ。」