「新製品。」

シュンは、自信有り気にタダシに見せる。

「どれ、貸してみな。」

そう言って取り上げる。

「ほぉー、いいじゃんか!」

「だろ?」

そう言って、シュンはユキをちらっと見た。

「今日みたいに疲れてる時は、こんな感じの花や色合いがいいな。」

「だよな。」