真っ赤な大きなランドセル
を背負った私は小学生一年生。


私のパパはお兄ちゃんが
生まれてから、働かなくなった。

でも、毎日私の下校時間に
なると必ず決まった場所に
お迎え来てくれてたんだ。

一緒に帰ってみんなの帰りを
待つ。ずっと日課だったね。


忘れもしないよ…
1998年7月14日 最期の日