鬼守の巫女・番外編


「皆……帰っちゃったね」

「……うん」

彼女の呟きに小さく答えると、そっと窓から空を見上げた。

オレンジ色の美しい夕焼けが空を染め、その遥彼方から静かに夜がやってくる。

それはざわざわと僕の胸をざわめかせ、まるで何かを訴えている様に感じた。