「……ってか、補習の意味……あったの?」 バツだらけのノートをしまいながら小さく呟くと、魏戎は何か考える様に腕を組んだ。 「それもそうだな。……一問も解けなかったのなら意味がない」 魏戎はそう呟くと、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。