それから数日が経って、レオとお母さんは退院した。

家に帰ると、みんなで大騒ぎ。

僕と弟のランとミンでレオを囲んでツンツンしてみたり、縫いぐるみを持ってきてみたり、とにかくずっとレオの隣にいた。


レオは大きな瞳であちこち見渡して、時々笑ったりしていた。


それを見てると僕まで笑顔になるんだ。



「お父さん、レオ笑ってるよ!」


「そうだな、お前達に会えて嬉しいんだよ」


「そっか!」



僕も君に会えて嬉しいよレオ。