神楽組は闇の世界からしたら、かなり有名な組織らしい。


各地に広がりを見せる神楽組は総勢何人なのか想像もつかないくらい、かなりデカイ組織。



優れた人材に多額な金貨。

神楽組は俗に、エリートと呼ばれる人材に長けている。スペシャリストと言う集団。



神楽組に入りたくても、入れるのなんてほんの一握りにすぎない。


俺はそんな神楽組を今では誇りに思っている。



「りっちゃん!」


「ん?どうした?」



レオは何時しか俺を"りっちゃん"と呼ぶようになった。


レオからしたら兄が3人いるのだから、区別をつける為なのだろう。



「レオ、眠くなった」


6歳になったレオは、小学校に通っている。


と、言ってもまだまだ子供で土日の昼過ぎになると言うレオの口癖。