+-+ another storys +-+

「……っ」


あの時のあいつと同じセリフに思わず息を飲んだ。



「一緒にいたい」

「……別に、寂しかねぇよ。むしろ、一人の方が楽だ」

「強がり言っちゃって」

「……お前に、俺の何がわかんだよ」



「あの人見てる時のシンちゃん、どこかさみしそうだもん」


……俺、そんな顔してあいつのこと見てんのか?



「だからあたしがそばにいてあげるよ」