「おばあさんって、ラミアさぁ?」 「そんな変な人じゃないよ! 多分」 ――魔法使いって充分変な人だよ! と、思うものの口には出さず、同僚を見つめる。 大丈夫だって! と、ラミアが必死にリリアを説得していると―― ギィィと音をたてて問題のドアが開いた。