「んで? だから何なんだよ」 「外で話すのもなんだわ。厩舎で我慢してあげるから中に入れなさいよ」 「人にモノを頼む態度じゃねぇな。ぁでっ!」 マリンに対する悪口を言うとすかさずシーモアの拳骨が飛んだ。 「お前は姫様に対する態度じゃないだろ」 「てめぇはボカボカ叩きすぎなんだよっ!」 「さ、姫様。こちらにどうぞ」 「ええ、ありがとう」 二人は仲良くさっさと厩舎の中に入っていった。 おいていかれたキーファはケッと唾を吐き出して、つぶやいた。 「…おい。俺のことは無視か」