遂に命を終えたと思いきや、誰一人いなくなった時代に転生した。 またオレは一人、時を歩んでいく。 かつて傍観者でしかなかったオレは、新たに死せる命として彼らの物語を語り継ぐ。 小さな世界しか写しだせなかった昔。 今度は自らの足で大きな世界を渡って、この目で全てを見つめて―― お前らの生きた証は、俺が絶対に消させやしないよ オレが新しい世界をまた見つめながら、な 【完】