「とりあえず結果オーライじゃねーか。
もともと姫さんの魔力を使うつもりだったんだからよ」
「違うわ…」
「はい?」
リリーは青ざめた顔で甲高く叫ぶ。
「今、あの子のそばにいるのはシャーマ…いえ、あの石なのよ!」
「……」
「あの子の命が危ない…」
「何でだよ、仮にもあいつは王女だろ?」
「王女だからよ! 隣国との外交が最悪な今、彼らが望むのは報復。
復讐なのよ!
アイツはそれを防ぐ為にマリンの亡骸を差し出すつもりなの!」
「なにっ?! なんつう人でなしだよ…もとから人じゃねーが」
もともと姫さんの魔力を使うつもりだったんだからよ」
「違うわ…」
「はい?」
リリーは青ざめた顔で甲高く叫ぶ。
「今、あの子のそばにいるのはシャーマ…いえ、あの石なのよ!」
「……」
「あの子の命が危ない…」
「何でだよ、仮にもあいつは王女だろ?」
「王女だからよ! 隣国との外交が最悪な今、彼らが望むのは報復。
復讐なのよ!
アイツはそれを防ぐ為にマリンの亡骸を差し出すつもりなの!」
「なにっ?! なんつう人でなしだよ…もとから人じゃねーが」


