リリーの瞳が大きく揺れ動く。 だが、彼女は毅然として告げた。 「マリンの説得が終わり次第、あなたを解雇します」 リリアは愕然として勢いよく立ち上がる。 しかしリリーは動じることなく続けた。 「すぐさま荷物をまとめて出ていきなさい。出来るだけ遠くへ。国からも出ていくといいわ」 リリアがペンを取る前に、リリーは席をたった。ドアの前で、呆然としているリリアを振り返り、呟く。 「ベリルの石が見つけられる先は囲いの外よ。いいわね?」