そんな言葉をぶつけられて、黙っているマリンではない。


『何よ! そんなに厳しく当たらなくてもいいじゃない! 別に興味本位で聞いただけなのに』


鏡は肩をすくめた。


『聞きたいことがあるならはっきり断定しろってな』

『わかったわよ…』


マリンは膨れっ面になって、しぶしぶ質問を変えた。


『私は…これからどうしたらいいの?』

『お前はどうしたい?』

『わからないから聞いてるんじゃない!』


だが、鏡は首を横に振ってマリンの胸を差した。


『俺が言うまでもない。そこでわかっているだろう?』