遊んだ―それはつまり彼女に振り回されたということだろうとリリアは思った。 「そんでもってアイツ色々と俺たちにふっかけてさ。俺はしょっちゅう文句言ってたんだ」 「だから今でもそんな感じなのね」 「そんでアイツ拗ねるといつもそこに行くんだ!」 キーファは角を曲がり階段を降り中庭へ向かって走った。