「「陛下!」」 祭壇を降りたシャーマによく似た二人が声をかける。 王の秘書として、そして右大臣・左大臣としても働く、双子のコーネルとコーラルだ。 「招待客のほとんどは確認出来ました」 「まだ確認出来ていない方々は今探させております。しかしそれもすぐに終わりましょう」 「ご苦労。コーネル、コーラル」 下げさせようとしたがばつの悪そうにこちらを見つめる二人に気付く。