視線を感じ、マリンはおずおずと中央に出た。 リリーはまるで後ろに後光でも見えそうなほどの笑顔でマリンに話しかけた。 「遅れての登場、丁度よかったかしら? もう他のみんなの話は聞いてあるの。 最後は、貴女の番よ?」 「……は、はい…」 「返事はしっかりはっきりといたしましょうね?」 「はいっ!」