「許さない!そんな事は許さない!」

「なんだ…!」

「どうしてだよ!」


金屋は渡辺と中原の反論に口許をとんがらせた。


「行くのも俺たちの自由だろ!あんたに決められる権利などない!そんな事で行ったって楽しくなんかない!」

中原はそう言い屋上から去ろうと背中をみせた。

中原が5歩と進まないうちに、中原は倒れた。