私も少なかったが、メールアドレスの交換や電話番号の交換をした。

休みの日になれば街に出て遊んだり、宿題など勉強もした。


―そこまでは、『極普通』かもしれない。


学校生活はそろそろ3ヶ月になろうとしていた。

新入生は寮生か自宅からの登校。
或いはアパート暮らし。
これくらいだった。

私は、最寄りの駅から1時間とかからない距離だった。

学校から近く、街もさほど遠くないとくれば、休みや下校中に街へと繰り出す生徒たちは少なくなかった。

昼ご飯を忘れれば、近くのコンビニで買って授業ギリギリで食事を終える。

そんな生徒もいなくは無い。


きっと、罰なんて
私じゃない人達に下るんだ。

心の片隅では、思っていた。

―ヒトゴトだったかもしれない…。