「わかったならさっさと帰れ」
「ははは、い!!!」
なーんか喧嘩したの?
帰っちゃったよ?
高級なケーキ欲しかったな………
「おい、大丈夫か?」
「えっ、何が?」
「何がって…今ナンパされてたろ?」
「えっ、ナンパ?うそっ?芳賀くんナンパされてたの?したんじゃなくって?」
あたしがそう言うと芳賀くんは大きなため息をして、また話だした。
「俺じゃねぇ、お前だよ。さっきの男にナンパされてたろ?」
「えっ?あたし?あたし、あの人にナンパされてたの?」
知らなかった……!
「お前馬鹿だろ…まぁまだ並んでる途中で良かったわ」
「ん?」
「……なんでもねぇよ」
じゃあ…用するに、あたしがナンパされてるのを見た芳賀くんは助けにきてくれたんだっ。
「太一!コイツ、ナンパされて放っとけねぇから一緒にいるわ」
「了解……凛華ちゃんのことよろしくな!」
ん…?
芳賀くん、あたしがナンパされたからまたされるのかと思ってジェットコースター乗るのやめちゃったの?
「芳賀くん、もうあたしナンパされないよ?だからジェットコースター行ってきなよ!」
「……よくナンパされねぇなんて言えんな」
「だってあたしブスだもん!」
「……お前って無自覚だな」
無自覚……
何を自覚すればいいのかわかんないよ!
「まぁとにかくお前のこと放っとけねぇから乗んない」
「乗っていいのに……」
「あぁ?」
あたしは小声で言ったつもりなのに…芳賀くんに聞こえちゃった…。
すっごい睨まれたよ……(汗)
