どのくらいの時がたったのだろう。

彼だけをひたすら見つめ眠り続けた。

彼への想いでがんじがらめになった私の心。
眠り続けることが幸せだと感じていたのに。
いつしか…

その純粋すぎる愛が苦しくなり、彼への愛が憎しみに変わった。

その憎しみで、幸せな想い出すら忘れ…
彼の事すら忘れ

憎いという気持ちだけが心を支配した。


希望のない暗い世界を一人歩き続けた。


どこまでも。どこまでも。
暗く悲しい孤独な道を…