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こ、この沈黙なんか微妙・・・





「あたしの彼氏は、真梨雫ちゃんのお兄さんだよっ///」






・・・ちょっと待った・・・。イマイチ話が・・・

陸兄の親友っていうのは知ってたけど、彼氏・・・?!




『ええっ!?』




あたしは思わず声を上げた。




「ふふ、びっくりした?」


『しますよ!普通!!』


「実はね、付き合い始めたの、去年からなの」


『き、去年から付き合ってて、しかもあたし気付かなかった・・・!』


「ほんと、あの三人は苦労しそうね。ここまで気づかなかったなんて・・・」


『先輩?何か言いましたか?』



先輩の言葉が聞こえなくて聞き返したけど、「なんでもないよ」って返された。








話に夢中になってたらマンションについてて、あたしは驚きを隠せないまま家に入った。