☆真梨雫side☆

次の日





「・・・と、いうことで普通の授業が今日から始まります。
しかし、その前に各委員を決めなければなりませんので、今から決めたいと思います」






真梨雫のクラスは今から委員を決めるところだ。




『ふあぁ~・・・眠いー・・・』



今の時間はまだ朝の10時。周りの皆は普通に起きている。


『ね~む~い~!』


「天沢!」


『はいっ!!』


寝かかっていたところ、いきなり先生に名前を呼ばれたのだ。




「お前ー・・・、高等部の天沢の妹だったよな?」


『そうですけど・・・?』


「よし、お前運動できるか?」


『勉強無理ですけど、兄が何か?』


 陸兄がどうしたっていうんだろ?
 イマイチ状況が分からな・・・ 


「お前運動委員な」


『な、なんで?』


「高等部に知り合いがいる奴から選考しろと言われてるんだ。
兄がいるならちょうどいい」


『・・・やらなきゃだめですか?』


「そうだな。運動委員なら頭はいらないぞー」


『やります!』





やるんかい!そう思った1ーD一同。