「じゃあ、俺の部屋行くか。」


『うん。じゃあ失礼します。』


そのあと、初めて和樹君の部屋に入った。


男の子にしては綺麗にしてあった。


多分私の部屋より奇麗かも知れない。




「愛海、こっち向いて。」


怒られると思い、恐る恐る和樹君の方を向いた。


CHU☆


和樹君は痣のところに優しくキスしてくれた。



その時、今まであまり笑わなかった和樹君が一瞬だけど笑った気がした。


そして、その笑みをみて私は決めた。