「ねぇ、彼女♪塾の帰り?これから一緒に遊ばない?」 声を掛けてきたのは不良のお兄さん達。 今までこんなこと無かったから、すごく怖くて声が出なかった。 『・・・・やだ・・』 やっと声が出たけど、不良は『やだ』って言ってるのに近づいてくる。 「めっちゃビビってんじゃん(笑)カワイー♪」 『来ないでください!!』 今度はちゃんと声が出た。 同時に鞄を思いっきり振りまわした。