和樹君の言葉に『確かに』と思ってしまった。 『じゃあ、少し考える時間ちょうだい?』 「うん。わかった。」 不思議と、和樹君といる時間は早く経っていった。 『あ、もうこんな時間だ。私今日塾あるから帰るね!またね!』 急いで荷物を持ち和樹君とさよならした。 恥ずかしかったからって言うのもあるけど。