その夜。


パーティーは出来なかったけど、せっかくお母さんが料理を作ってくれたから、おばさんも誘って夕食を食べた。


でも、やっぱり皆無理して笑ってる感じがあった。


「愛海ちゃん。」


しーん・・・・とした中、おばさんが私を呼んだ。


「これ、実は和樹が作ったの・・・・どうしても作ってやりたいから、練習つき合ってって言われて。」


『そんなっ・・・・・かあ君何も言ってなかった・・・』


おばさんの口から、会えなかった理由を聞き、また涙が溢れてくる。


「和樹は短い人生だったけど、愛海ちゃんに出会えたおかげで、幸せな人生だったと思うわ。ありがとう。」



「和樹の事忘れないであげてね。あと、和樹の為にも、お葬式・・・出てあげてちょうだい・・・・・・・・」


おばさんは最後まで涙を流すことなく、帰って行った。