『かあ君・・・・誕生日パーティーは何があっても絶対に行くって言ったじゃん。あれ嘘だったの?私かあ君のために、1日かけてプレゼント選んだんだよ。ねえ!なんで、なんも答えてくんないの?かあ君!起きてよぉ!』 自分を慰めてたつもりが、やっぱり我慢できなくて、泣きながらかあ君の体を揺すった。 ピクッ――――!? 『かあ君!?かあ君!』 かあ君の腕が少し動いたように感じて、もっと強く揺すってみた。 私の声にお母さんとおばさんも病室に入って来て、かあ君の周りに集まった。