いつも帰るときは、優実、智、幼馴染の実、私の4人で帰ってたけど、さすがに気まずくて女子と男子で分かれて帰ることになった。



「それにしてもいいよね。愛海は。いい男と出会いがあって!」




『そんなことないよ!多分相手彼女居ると思うし。そういう優実は好きな人いないの?』



「あたし!?あたしは・・・・いないかな?」



♪♪♪♪♪


『あ、メールだ。誰だろ?』



「もしかして、例の彼?」



開いた携帯をうしろから楽しそうに覗く優実。