「え!?その人はどんな感じの人?」



キラキラした目で話にノってくる優実。




『昨日智に振られてからしばらく歩いてたら突然雨が降ってきてさあ。天気予報では晴れって言ってたから傘持ってなくて。』



『しょうがなく濡れながら歩いてたら、その運命の人が私の肩叩いてきて。もしよかったら家寄ってかない?って。』




「きゃー!!それでそれで??」





『うん。雨が凄く激しくなってきたから寄らせてもらったの。その人お母さんと2人暮らしみたいで、その時は家にお母さんがいなかったんだけど。』




『それでタオル貸してくれて、お風呂も入れてくれておまけに服も貸してくれたの!で、お風呂上がったらちょうど雨が小降りになってきたから帰ろうと思ったら、メアド聞かれて、交換して帰ってきた!』