そんな俺の言葉に二人は顔を見合わせた。 そして八神が海哉のことを睨むと 海哉は降参したかのように肩をすぼめて 俺の方をめんどくさそうに見た。 「あの………あれだよ…あれ」 「は?な、なに?」 海哉は気まずそうにため息をついて 軽く咳払いをする。 そして首の後ろを軽くさする。 「だ、だから……その… 俺と玲は…その…… つ、付き合ってんだよ…」 「は?」