「お、お邪魔します……」
あたしは恐る恐る
光太くんの部屋に入る。
あ……
光太くんの香り……。
部屋に入ると光太くんのいい香りが広がっていて
思わず深呼吸してしまう。
って、あたしは変態か。
「………ん」
ビクッ!
あ、あたし…
騒ぎ過ぎたかな?
あたしが一人で騒いでいたからか
寝ている光太くんがベッドの中で動く。
バクバクとした心臓であたしはソっと
光太くんの顔を覗く。
「あ」
あたしはつい、見入ってしまった。
長いまつげ
きめ細かい肌
熱で頬がほんのり赤くなり
額の肌が色気を誘う
おまけにイ、イケメン。
それに
あたしの好きな人。
う、か、かっこいい。