まぁ、こんなブラコンな気持ちは置いといて……



さっさと日誌書いて夕飯の買い物して家に帰るとしますか。



あたしは気合いを入れて握っていたシンプルなシャーペンをさらに強く握りしめた。



その時……



ガラッ



誰かが教室に入ってきた。



「あれ?まだ残ってたの?」



そう言って入ってきたのはあたしの大好きな人。



「あたしは日直だけど悠雅はなんでいるの?」



悠雅がまだ学校にいたと思った時
心の奥底からとっても温かいものが沸き上がってきて自分は今、幸せだなって思ってた。



悠雅が次の言葉を言うまでは……