菜依side 菜依は親に頼まれた物をスーパーに買いに行こうとしていた時だった。 自転車を走らせていた菜依はクレープ屋の席に座っている愛生を見かけた。 「あれ、愛生だ……。」 と独り言を言った瞬間、衝撃が走った。 愛生の前に座っているのは智仁だ。 「持田先輩………?」 ビックリして自転車を止めた。