「今、鍵取って来るから待っといて、」 と言う。 愛生は何も言わず頷いた。 隼人は職員室に向かっていった。 すぐに鍵を持って戻ってきた。 今度はおぶらず、肩に腕を伸ばし、隼人に支えられる感じで保健室の中に入る。