そこに写っていたのは、淡い水色の可愛らしいドレスだった。 すごく理子に似合いそうだ。 「すごく可愛いし、二ノ宮先生に似合うと思いますよ?」 と言うと、理子は照れる。 「そうかな。あたし、これにしちゃおうかなぁ……。でも他にもいいのあったんだ。愛生ちゃんもいいのあったら選んで?」 とパンフレットを数冊出し、広げる。