みんなが愛生を指さして笑う。



「愛生、顔に出すぎ~!!!」


「めっちゃ真っ赤になってるよ、顔」


愛生は頬を大きく膨らませた。



「うるさいな!ほっといてよ。」



すると実里がまた顔を覗かせてきた。


「愛生ってさ、いつから緒方先生のこと好きなの?好きになったキッカケとか無いわけ?」


と聞くと、他の2人も興味津々で、


「あッ!気になる!!教えて」


と言ってきた。