次の日のHRの時間。 「えっと、今日の日本史の授業の前に今週の週番は、この前集めたノートを取りに来るように。」 と言いながら隼人は黒板を見る。 愛生だった。 「畦地か。じゃあ休み時間に取りに来いよ」 「はい、」 正直、まだケンカ中だったので嫌だったが、断る理由も無いので引き受けた。