「ばっ!!
女じゃねーし!!!

はいはいっ
そこ退いてねーーっと」

呆然としている男達をヒョイヒョイっと交わし、校門から中に入って行こうとする謎の美少年。
「えっ!
お、おい!!!
ちょ、待てよ!!」
思わずキム○クが出てしまったが、そこは気にしない。


「んー?」

クルッと振り返ると……
そこには顔を真っ赤にした不良くんがいた。

「メ、メ、メールアドレス教えて下しゃいっ!!!!ぁ…」
噛みながらも頑張って言った不良くんに対し、


謎の転入生は
「え~っ!
友達になってくれんの?!
でも今、急いでるからまた今度~!」
と太陽みたいな笑顔を向けて走り去っていった。