優太は両親を事故で亡くした
家族で住んでいた家に
一人暮らしをするようだ

お母さんは

『優太君。私達の家で一緒に暮らしてもいいのよ?』

なんて言い出すもんだから

『ちょっとお母さん!さすがにそれはやめて!!』

『だって優太君一人なのよ?さみしいじゃない』

いや、お母さん?

もうすぐで高校生だよ?

大丈夫だって!!

『美音子さん。俺なら大丈夫ですよ。毎朝沙希が起こしに来てくれるなら』

………………………はぁ?

おい、ちょっとまてこらぁ

なんで私があんたの為に毎朝起こさなきゃいけないのよ!!

『あら、そう?じゃあ沙希。毎朝優太君起こしに行きなさいね。あ、それとも優太君と一緒に住めば?』

一緒に住むのは絶対いや…

しょうがなく

私は毎朝優太を起こす事になった。