「うん!同じクラス!」
「やったー!」
奈々があたしにそう言って、あたしも大声で叫んだ。
5クラスまであるクラスのうち、あたし達は3組になった。
「1年3組のみなさんはここですっ」
背の高い女の先輩が1年3組と書かれたプラカードを持っていた。
あたし達もその先輩の方へ行って、出席番号順に席に着いた。
サ行のあたしと大川奈々のア行の席は少し遠めで、席は離れてしまった。
席について大人しくしていると、
「只今より第二十一回入学式を始めます。一同起立!」
すぐに入学式が始まった。
ガタガタッと席を立つ生徒。
あたしの隣の席の人だけが、立たなかった。
「やったー!」
奈々があたしにそう言って、あたしも大声で叫んだ。
5クラスまであるクラスのうち、あたし達は3組になった。
「1年3組のみなさんはここですっ」
背の高い女の先輩が1年3組と書かれたプラカードを持っていた。
あたし達もその先輩の方へ行って、出席番号順に席に着いた。
サ行のあたしと大川奈々のア行の席は少し遠めで、席は離れてしまった。
席について大人しくしていると、
「只今より第二十一回入学式を始めます。一同起立!」
すぐに入学式が始まった。
ガタガタッと席を立つ生徒。
あたしの隣の席の人だけが、立たなかった。
