大好きじゃなくて愛してる


「何見てんだょ。」

あっ、いつのまにか私は翔くんを
見ていた。

「べっ、別に…?」


あぁ、どうしましょ。



「変な奴。」

変!?私変なのかな?

少し傷つく…

「希美ちゃーん♡次俺と撮影っ♪早く着てーーーっ」

遠くで類くんが水をパシャパシャしながら
私を呼んだ。

「はーーーいっすぐ行くねっ」

私は着てたパーカーを脱いで類くんの所へ
急いだ。