『……なんだ、コノ夢世界。』

『ん、何で?』

『いやそれは……』

『あ!!!』

『なんだ?いきなり?』

『私の制服!!!!!』

『大丈夫だと……?』

『ソレに私、今メイド服?!』

『……なんか
 夢からさめたようだ。。。』

『いやぁっ!寝ぼけてた!』

『まぁいいだろ?』

『──麗人の馬鹿っっ!』

『は??』

『ビンタ位しておこして
 くれたっていいじゃん……?』

『いやお前おきてはいたから!』

『……そうだけど。失態だぁ。』

『言っとくが制服は大丈夫だ。』

『何でわかるのよ?』

『新しい制服がお前の
 兄貴のところに
 届いてるハズだ。』

『ふーん。で麗人は
 借りた部屋こっち?』

『同じマンションのような気が
 して仕方がないんだが。』

『でもそしたら何で
 こんなにもあってないのか
 不思議じゃん?』

『いやあの部屋を借りるのは
 今日からだから。』

『そっか。
 ──てそう言えばお兄ちゃん
 誰か引っ越してくるって
 いってた……。。』

『夢だ、これは夢。。』

『ヒドイかも……。』

『悪いか?』

『いや私と一緒のマンション
 嫌だったかなって……
 思っちゃっただけ。』

『────//』

『ん?』

『こっち見んな!』

『ツンデレ。』

『お前に言われたくないし。』