──お、お姫様抱っこ?!




まさか
そのまま階段かけ上って



私を……私を……




落とす気ですか?!


(……。。。




いくらなんでも猫じゃあるまいし
シュタッてならないよ!!


麗人様....





麗人の顔を見るために
上をみると


それを知っていたかのように
見透かしていたかのように
微笑んだ。。。


───ゾクッ。。



何かが背筋を
通り抜ける感じがした。




麗人が
口を開いてこういった。。