「おぃ、おまえらー!!」

あ、滝沢せんせ。

「俺も混ぜろ。」

は?!

「なんか楽しそうだから?」

…こっちは人生最大の難関かも
しれないのに…事情しらなきゃ
そりゃ、呑気か…。

「俺も混ぜてくれればお前ら、
 今日一日中サボっても構わんぞ。」

ほれ、どーする?といった顔で
私たちをみつめる滝沢せんせ。

「それは…ほんとうか?」

「おわっ。いたのか、遅刻魔、。」

「俺の名前は…遅刻魔じゃない。」

「まぁ、そうかたいこというな。」

「いやだ。」

「バスケ馬鹿に生徒会長に女子生徒と…
 どちら様??」

ああ、そっか
晃人と慎は知らないか。

「こちらが晃人。こちらが慎。」

「あ?晃人…?あぁ、サボリ魔か。」

しってたのか…、。