「ん、俺、もっと好き。」
…わ、わ、。
なんか、こーゆーの初めて。
ほんと…ﾄﾞｷﾄﾞｷする、。
男子校にきて…
よかったな、わたし。
聖にあえて好きになれた、
麗人にもあえた、
晃人とも…事件のこ…
あれ、私…、なにか、なにか、
わすれて…る？？
「あ、お兄ちゃん…、。」
すっかり忘れてて、。
なんだか自分が情けなくなって
目の前で不思議そーな顔してる聖が
当たり前の反応だな、とおもった。
「詩乃さん？」
「…ぁ、。」
なんてわかりやすいんだろ、私。
皆にメーワクかけるのゎやなのに…。
「大丈夫、俺もみんなミカタ、。」
ふわって聖が抱きしめる。
ホンと、私、幸せで…
泣きそうだった、。
いま、泣いちゃ駄目だって
わかってたから…、。
お風呂で…泣きはらした。
皆にバレてなければいいけど
めがはれてるのとか。
めが充血してるのとか。
体温が高いのとか。
皆、気づくし、心配するだろーなぁ…。
でもそっとしといてくれるな、皆。
